「あー…今日から3ーCになった巫っす…」
わざと体力のなさげなこえにする
『おお!巫か!どうした?』

「いや…すんません、新学期なのに体調崩したっぽいんすよ。」

『風邪か?おン前縁起悪いなぁ?ま、気を付けろよ。お大事に。休むのか?』

「はい、勝手なんすけど…気持ち悪いんで。」

『大丈夫か?今、インフルエンザ流行ってるぽいからな、必ず病院行くんだぞ!』

「はい。ありがとうございます。それでは…」

がちゃり

「はー…やっぱいいやつだな杜夫。」

超生徒おもいのいい先生だ。

こんなオレの仮病なんかにここまで気を使ってくれるなんて

ちょっと罪悪感わいてくるな。

じゃあ杜夫の期待に応えて
病院、行ってくるか。

インフルエンザ流行ってるぽいって言ってたしな
とりあえずだ。