キーンコーンカーンコーン 「ねぇ、美優さん」 「えっあっ美優でいいよ、どうしたの」 意外にも声を掛けてきたのは 要からであったのだ、嬉しい…!! 「じゃあ美優、聞いたんだけど俺ら 家が近いらしいから一緒帰らない?」 「…え、いいの!?」 「もちろんだろ?」 「…うん」