「 …………っ。 」


熱い。
上村の唇と重なった、私の唇。
触れていた、手。
抱き締められた、身体。




全部が熱くて、
胸がどくん、どくん、って波打って。




「 っ……。 」

「 鈴香あ - 、? 」

「 、!!な、何? 」

「 鍵、閉めるから。 」

「 あ、うんっ。ごめんねっ。 」





どうしよう……。

昼休みから、
上村の顔が頭から離れないっ………//






「 う、えむら… 」