龍「俺らはすぐに美波を助けに行った。
なんとか、勝てたんだけど・・・
そんとき、気が抜けてたんだ。
だから、気づかなかった。
後ろにいる人の気配を。
気づいたときには、もう遅かった。
刺される覚悟でいたとき、
美波が・・・俺をかばったんだ。
俺を庇わなければ、美波は・・・」
今、この人におねえちゃんは死んでいない
といったら・・・
きっと病院へ行ってしまう。
もしいって、母たちとあってしまえば、
この人は何かひどいことをされる、
か・・・言われるだろう。
「あなたをかばったのは
おねえちゃんはあなたが
本当に好きだったから・・・」