私の家族は、

普通なのだろうか。


どうして、死んだなんていうの?

その彼氏のせいにするの?

お姉ちゃんが、悲しむよ・・・。





母「あんたはもうかえんな」


そう、私にいった母の声は
今までで一番低くて、怖かった。



「ごめんなさい」


母「パシッ」

母から頬を殴られる。



母「謝るくらいなら、
あんたが・・・あんたが!!!」



うん、ごめんね。

私が植物状態になればよかったんだよね。


おねえちゃん。

たったひとり、私を愛してくれた姉。



一番失いたくない人を

失いかけている。



早く、目を覚ましてよ。