「すごっ!なに?パティシエなの?」

興味津々にイカツイお兄さんに詰め寄るとお兄さんはほほを赤らめながら少し笑顔になり

「お菓子を作るの趣味なんです」
そう答える顔は清清しい

「いい趣味じゃない!お菓子作れるとかすごいっ尊敬!」

あたしの言葉にさらに照れるお兄さん

「ありがとうございます、よければこれ食べますか?」

「えっ?いいの?」

「いつも、作るだけ作ってここにいるメンバーで食べてるんで、よければ一緒に食べましょう」


「やった!ありがとう!」


やば、
こんなにおいしそうなケーキたべれるんだって!
テンションンあがる~



「こちら、いらしてください」

イカツイお兄さんの後についてフロアの端に集まる集団のところへ行く