下の溜まり場は日中にも関わらずガヤガヤと多くの人たちがごった返していた っていっても 紅蓮には負けるな なんて思った あー、紅蓮のみんに会いたいな 毎日誰かしらでんわはくれるんだけど会えないからやっぱさみしい 早くあたしを解放して欲しいんだけどな そんなことを考えながら溜まり場の中を歩きまわる ふと、目をやると 美味しそうなケーキを持った少しイカツイお兄さんが目に入る あたしは無意識のうちにその人に近づいた