「柚伽、よろしく。俺は御影 京(みかげ きょう)高2」


御影…
名前だけかと思えば苗字まで違うじゃねぇの
なにこいつ
キッと睨むと
ばつが悪いように顔を引きつらす

「よろしく、京」

あたしはニラみに利いた笑顔を向ける



「さて、自己紹介はすんだし本題に入るか」
そういって
ベッドルームからぞろぞろと出てくる
巳苑、李苑、陽織の三人

隠れてたんだ…

んまぁ、そんな感じはしてたけどね
気配ってゆーの?
そういうの感じてたから


「なに、みんないたの?」



そこは知らないふりして突っ込みをいれる