「え、ちょ、なに?!反抗期?!」

挙動不審な華乃

「ちがーう!はやくメットちょーだい。三秒いないに渡してじゃないといかないよ?」
意地悪くそういうと
神業のごとく凄まじいスピードで
あたし専用のメットを手渡される


そんなにきてほしーんだ(笑)

まぁ、あたしもあそこ好きだからいいんだけどさ

「じゃ、行くから、ちゃんと捕まっとけよ」

「はーい」

あたしを乗せたバイクは
ファミレスを後にした