俺達2人は、中学三年に上がる頃には幹部として氷鏵をまとめる立場に立っていた 中学三の秋、それは起きた 「早生 洸…お前そいつと仲がいいらしいな」 路地裏で突然投げかけられた質問 返事もせずに振り返れば、そこには誰もいなかった その頃から、洸がおかしくなり始めた 俺や、氷鏵のメンバーに対して冷たくなった あんまりたまり場に来なくなった 嫌な噂を耳に挟むようになった