「無駄話はよ、もういいじゃねぇか。なぁ?氷鏵の総長さんよ」 さっきまでとは違って鋭い瞳で俺を射抜いてくる 「俺らもそろそろはじめよーや」 その言葉と同時に不意をつく蹴りをかましてくる それをギリギリまで引きつけて避ける 相変わらず洸は足癖わりぃよな そういうところは昔と変わってねぇ 避けた流れで間を詰めて一発鳩尾に蹴りを入れる 見事に蹴りは入り 洸はよろめく