「ちっ、」
イラだった舌打ちをして当たりを睨む流雅
俺たちがやっとついたここ、東区の一角

すでに街を回らせていた下の奴らは見事に全員伸びている
しかも、百鬼のやつらはいない

…っなんでだよ
ここでこいつらヤって、逃げてった?意味わかんねぇよ
なにがやりたい?

全員が悶々と考えを巡らしているとまたしても京の電話が鳴り響く

「なんだ?……はぁ?っち、わかった」

電話を切って無言出歩き出す京のあとにつづく