「まぁ、パパッと片そうじゃないか」

あたしの一言に全員がニヤリと微笑む


「メーラはとりあえず銃しまっとけ」
鳴羅につげる

「ジェーン、その資料渡して」
侍燕から資料を受け取る

「タバコ、消しなさいヴェル」
兎流に灰皿を押し付ける

「アヴィス、あたしにもチョコ頂戴」
有栖からチョコをもらって口に含む


「相変わらずその呼び方なんすねぇ


 
 うちの女帝様は」

皮肉めいたヴェルの言葉に笑みをこぼす

女帝か
ま、あたしがこいつらを外人のような名前で呼ぶからな
あたしが女帝と呼ばれても仕方ないのだけれど