「だって…
だって愛美が悪いんだよ?」



あたしは乱れた服を直しながら




「何が?」


と聞いた。




「だって、
俺以外の男に褒められて赤くなって…。
ただでさえ、
アイツ(イケメン部長)愛美のこといやらしいで見てんのに。
なんか寂しいじゃん。」