それから、その人は、いつも私を撫でた。温もりをくれた。
しかし、他の人達に、私の悪口を言っていた。
根も葉もないことを陰で喋っていた。
私の心は、傷付いた。

多分、これは「偽善」。

その人は、それからも、私の頭を撫で続けた。
私の心には、温もりは残らなかった。
代わりに、冷たさが残った。