その後、またその人はやって来て、私の頭を撫でた。
しかし、直ぐに、あの手で私の身体に傷をくれた。
また頭を撫でた、また傷をくれた、また頭を撫でた、また傷を…
これの繰り返しだった。
最後には、私の頭を撫でて、撫でて、撫でた。
此れ迄以上に撫でた。
それから、私に謝った。
もう二度と酷いことはしないと言った。
だからこれからも宜しくと言った。