色々な人たちが好きなように話している。

恋愛の事だったり学校や会社の不満

子供の事だったり内容はホントに色々。

最初は眺めているだけだった。

自分から何かを発する訳でなく

誰かの話を聞くだけで満足だった。

通り過ぎる文字を眺めては

誰かの心を覗き見したような錯覚をし

自分を優位に立たせ喜んでいた。

それ位私の心はドス黒く汚れていた。

「バカみたい」


そんな事をよく思っていた。