祐太とアイが対面を果たしてから

すぐの事。

今度は祐太が私に会いに来る

そういう約束を交わした。

「あーもぅ早く結衣に逢いたいよ~」

「私も祐太に逢いたい」

「結衣」

「なぁに?」

「あのさ・・少しでも長く一緒に

 居たいから一緒にお泊まりしてくれる?」

「えっ・・」

「ダメ・・かな?」

すごくびっくりした。

こんな事言われるなんて予想外過ぎて

またしてもオロオロしてしまい

「ごめん・・やっぱりダメだよね」

「あ・・ホントに私でいいの?」

「何言ってるの?結衣と一緒が

 いいに決まってるだろ!!」

祐太の言葉に私は心を打ち抜かれた。

「私も祐太と一緒にいたい」

そう言うのが精一杯だった。

「ホント?ホント??

 一緒に居てくれるの?

 約束だよっ!!

 その日はず~っと一緒にいてね」

「ウン」

私は祐太の喜ぶ事がしたかった。

ただそれだけだった。


でも神様はそれを許してはくれなかった。