「ねぇリサさん」

「はい?」

「私、ココで男の人を何人落とせるか

 ってやってるんだけどどれくらいの

 人が落ちてるって思います?」

アイは突然こんな事を言ってきた。

私は何の事だか始めは

理解出来ずにいると

「今日までに10人は落としたんですけど

 一人だけどうしてもダメだった人が
 
 居るんですよね~」

「そうなの?アイちゃんくらい可愛かったら

 誰でも靡くでしょう」

「私もそう思うんですけど

 これがどうしてもダメで・・・」

「どんな人なの?」

「え~っと確か・・・祐ってHNの

 人でした」

アイからその名前を聞いて

私の体はビクッと震えた。