「そしてそれぞれに通り名がついた。


その凄まじい頭脳で敵を欺く
"mind ogreのラン"

どんな敵でもなぎ倒す豪腕の持ち主でもあり
命中率100%の的確なライフルセンスをもつ

"sword sniperのユキ"


それがこの前の奴らだってことだ。」



「ルカさんよくしってますね?

こういうお話好きなんですか?」



話の段落がつくとハルも目を光らせてルカさんに質問していた。



そうだった…
ハルもこの手の話好きだったんだ…



「え、いや、
好きっていうか好奇心だよ。


そんな相手と一度は戦って見たいとおもうからな。」



ふーん。

三銃士…とね。




「…しかし。
あとの1人の情報は知らないのか?」



なんだかんだ言ってレオさんも凄く興味心身じゃん…


「あぁ、
あとの1人の情報はよく伝わってないんだけど。

言える事は"invincible piracy(無敵の海賊)"っていう異名だけらしい。

その戦いのあと姿をくらましたっていう噂だし。」



「へぇー。
じゃぁお前ってすごいんだな!


その三銃士のうち2人も仲間だったんだろ?!」


ナオがもう興奮して私に迫ってきた。



「まぁ…
少しの間だけだったけどね。」


その迫力にすこし引いてしまった。



「まぁ、お前は謎な事が沢山ありすぎて怖いくらいだけどな!!」


「いてっ!」


ナオが背中をバシッと叩いた。



全く…
いたいじゃんか!!



「コーヒーまだあるか?」


「あるよ?
いる?」


「あぁ。」


向かい側ではナツキさんとシンさんがコーヒーを飲んでルカさん達の話を聞いていた。



何か、今日のナツキさん何時もとちがうなぁ…?


違和感がすごいある…