アイSIDE


「いっただっきまーす!!!」


皆を起こして朝ごはんを食べ始めた。



「あ!
俺のオカズ!!」


「へへー!
ボーッとしてるナオが悪い!」


私は隣いるナオのオカズをヒョイっととって口に入れた。



「アイ!!
俺のじゃなくてルカのを取れよ!!」


「えー、
ルカさんはいっつも食べるの早いからないんだもん!」



「おい。
そこまでにしとけ。」


ナツキさんが呆れた顔で言った。


「「ごめんなさーい」」


「さてと、
本題に入ろうと思うんだが。」


ナツキさんがコーヒーを飲んでゆっくりと言葉をつないだ。


本題?

何か問題でもあったのかな?


「おい。」


「はい?」


え、私がなにかしたの!?



「ここにいる全員がお前に聞きたい事がある。


あの男達はお前とどういう関係だ?」



「えっと…
男達、とは?」


ナツキさんの鋭い目に少しひるんだ。


全部ばれてしまいそうな目。


「一週間前にあったtreasur huntの時の男達だよ!!」

ナオが声を張り上げた。


み、耳元で叫ばなくても…


「…本当はその日にお前に聞いておきたかった。
しかし、お前は今のお前とは違い少々余裕がなさそうだったのでな。」


レオさんも私を見つめて言う。