桜子は、それから僕のお墓によく来るようになった。



僕の最期の願いは、叶った。



しかし、お墓で話す彼女の言葉しか、僕は聞けない。



だから、どうなのかは本当はよくわからない。




だけど、彼女の心の温かさを、いつも感じている。







君に出会えて、よかったよ。


桜子