えっ??


アンカーを??


「いや、ないです…」



『だと思った。あなたにね、アンカーをやらせてあげたかったのよ。ゴールテープを切らせてあげたかったの。』



そうだったんだ…


でも先生、

私にアンカーは

プレッシャーが大きすぎます。


『美帆ちゃん、やってくれないかしら?』