セッテが佳乃のサポートをし始め、もう半月。
定時で上がるようになったら、夕食の買い物も一緒に行くようになった。
毎日遅かった時は、こんなふうに買い物をすることも無かったので、少し新鮮だ。
そういった日は、24時間オープンのスーパーで買い物をしてくれていたらしい。
セッテはやたら鮮度で悩むタイプなのだと、初めて知った。
「ん~・・・ちょい芯が赤いしなぁ・・・」
「いいじゃない。すぐ食べるんだから。」
「アカン!こういうの、きちんとせな、すぐしおしおになってしまうやんか!」
でも、夕方やししゃあないんかなぁ……と、レタス売場の前で、真剣に選ぶセッテ。
佳乃はそんな彼をおいて、そろそろ冷蔵庫から無くなりそうな、ビールを物色しに行く。
定時で上がるようになったら、夕食の買い物も一緒に行くようになった。
毎日遅かった時は、こんなふうに買い物をすることも無かったので、少し新鮮だ。
そういった日は、24時間オープンのスーパーで買い物をしてくれていたらしい。
セッテはやたら鮮度で悩むタイプなのだと、初めて知った。
「ん~・・・ちょい芯が赤いしなぁ・・・」
「いいじゃない。すぐ食べるんだから。」
「アカン!こういうの、きちんとせな、すぐしおしおになってしまうやんか!」
でも、夕方やししゃあないんかなぁ……と、レタス売場の前で、真剣に選ぶセッテ。
佳乃はそんな彼をおいて、そろそろ冷蔵庫から無くなりそうな、ビールを物色しに行く。