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ご飯とお風呂を済ませると、時刻は20時過ぎ。



駅は私の家から10分くらいの距離にあるし、そんなに急がなくていいかな?



荷物の最終確認でもしよう…。



服は…大丈夫。ケータイとお財布はキャリーバックとは別に持って行くから平気…っと。



あと新幹線で食べるお菓子に……退屈しのぎの小説でしょ。



京都のパンフも入れたし…大丈夫かな。



ざっくりチェックをし終わると、時計の長い針は“9”を指していた。



「あ、出ないと!」



キャリーを引きずり、バックを肩に掛けて部屋を出る。