私は、どちらかと言えば二次元への逃避タイプ。 小説を読んだり、こうして書いたり。 アニメの世界に憧れもする。 変わり映えのしない“現実”には、もう飽きてしまった。 …ああ…現実世界から永遠に、逃げてしまいたい…。 そんなくだらないことを考えながら、ローファーを履く。 「いってきます…」 「いってらっしゃい」 変わらないやりとりさえ、恨めしい。