「今回を逃したら、もう弟子は取らんそうでな。
もうチャンスはないんだ」


確かにシャルロというパティシエは本当に尊敬できる匠だ。


出来るなら親父と同じように、シャルロに教わいたいと思っていたのも事実だ・・・


「俺は専門学校に行ってるわけでもないんだぞ?
そんな大物が、俺を受け入れるわけ・・・」


「お前の腕は俺が認めてんだ。
その辺のことは心配してないから安心しろ」