「あ、ごめん。恭介と優一?うん。よろしく」
「あ、佳奈ー。最初に言っとくー。驚かないでね?」
「ん?何?恭介」
「俺らね、「白龍」っていう暴走族入ってんの!下っ端だけど。あ、でもでも怖がんなくて大丈夫だよ!何もしないからね!!」
「へーぇ。そうなんだ」
こっちにもやっぱ暴走族ってあるんだなぁ。
あたしが知らないってことは、あんま有名じゃないのかな?
でも、こっちでは有名なのかな?白龍って・・・。
「佳奈・・・。驚かないのか?」
そんな事言われてもなぁー。優一、何か申し訳ないけど・・・
「全然」
はっきり答えた。