「はぁ…」
緋麻利(ひまり)は、大きなため息をついた。
~一時間前~
幼馴染みの愁弥(しゅうや)と街へ出かけていたときのこと。
?「ねぇ!君たち!」
緋&愁「?」
突然、メガネをかけた男性が話しかけてきた。
緋 「何か?」
男性「芸能界とかって、興味ないかい?」
私達は、一瞬戸惑ったが、自分がTVに出るなんて夢のようだと、
少しの好奇心から、私達はその誘いを受けてしまった。
そして、今。
事務所へ連れていかれた私達。
事務所へ入るための手順が書かれた紙をわたされ、
家で相談してきてほしいとのこと。
何か嫌な予感がする。
これから起こる出来事も知らないで、
私達は家へ帰った。