この間から、拓也と付き合ってる。拓也って呼んでるけど実際年が6個離れてる。離れすぎだろって思う人もいるかもだけどね、、、
琉那とは学校でも拓也の話題にしかならなかった。
それに反抗するように拳斗は朝から、音楽を爆音でかけてしかも古いやつ。。。西野カナでも結構みんな知らないような、マイナーな奴をかけてる。
だから結構うっさいし、亜夜と琉那で話してると、いつも音楽耳に当てて聞いてる。別に亜夜はもぅ気にしない。
そう思ってると、いきなり琉那が
「ねね!今日って雨じゃん?!」
いや。見れば分かるような事を。。。何言ってんだ?この子はw
「うん?そうだね?」
そう言うと待ってましたと言わんばかりの顔で、
「今日たぁさん迎え来ないの?!」
「来るけど。なんで?」
そう言うと目をきらっきらに輝かせて
「一回見てみたい!」
って、、、えええぇぇぇぇええええ。。。彼氏は見せもんじゃないよぉ(゜´Д`゜)
んまぁ、今まで協力しててもらったし、別にいっかぁ^^
そう考えてから
「ちょっと待ってて^^」
それだけを琉那に言うと、電話をかけた。もちろんあの人に。
呼び出し音かな?って思ったら、待ちうたが流れた。「?!」って最初はびっくりして出た時の返事が少し遅れた。
「もしもし?なに?」「あんさ、今どこにいるん?」「家」「今日迎え来てくれるんでしょ?」「うん。でも今から出ても30分くらいで着いちゃうからもぅちょいしたら行くよ。」「うん。分かったよ^^そんでね?友達がたぁの事見たいって言ってるん。いいかな?」
そこまで言うと、なんでー?とか言ってたけど、そのうちいっぱい言われるようになるから、今のうちから慣れといた方がいいんじゃないの?的なことを言ったらんじゃいいよって言ってくれた。
電話を切ってから琉那に今言われたことを言うと、キャーキャー騒いですんごい嬉しそうだった。
なんで人のことでそんなに喜べるのか、、、それが知りたいけど、切実に。
亜夜は人のことでそんなに喜べない。なんでだか知らないけど。でも今までたくさんの人に嘘ついてきたけど、琉那とかだいち達には嘘ついたことがない。
今までの亜夜の人生は人との関わり方を知らないで、思ったことズバズバ言ってって、嘘に嘘を重ねて生きてきた。だからそういう生き方しか知らないはずなのに、琉那達には嘘をつかない。
なんでなんだろうねw
そんな事を考えてると帰りの担任の話をしていた。んで話が終わると、みんなそれぞれに帰っていく。
終わった途端琉那が
「亜夜!!早く行こうよ!!!」「はいよ^^」
そう言って教室を後にした。