その日から、相手【鈴木 拳斗】とのメールのやり取りが始まった。最初はこいつ古!!なんて思ってたけど勧められた曲とか聞いてると結構いい歌で、こいついいやつ、そんな事を思っていた。

拳斗とメールしてると将太との事と重なる。結構紳士な所とか性格が似ていた。亜夜は拳斗の事が好きになってた。

これを琉那に相談すると、

『いーじゃん!うちは応援するよ^^何かあったらうちの事頼ってこい!』

ははっ。さんきゅうね。琉那。

『ありがとう^^んじゃぁ容赦なく頼りにさせてもらうわ♡』

『え。。。なんか亜夜怖いー(゜´Д`゜)』

『嘘だよwでも頼りにしてるから。』

『うん!うちも亜夜頼りにしてる^^』

はいよ。これでメールを終わりにした。後は拳斗とメールをしてた。あいつの話は面白くて、楽しくて、一緒にいるだけで落ち着いた。

宿泊学習が近いうちにある。その時に話したりしてみっかなw出来たら名前でも呼んでみよw名前で呼んでるのはメールでだけ、リアルではフルネームで呼んでた。向こうは咲坂さんって呼んでる。んまぁそれでもいいんだけどねw

そして、普通に月日が流れて、とうとう宿泊学習の日になった。別名強化合宿。部活かよ。携帯も没収され、10時以降は寝ないとダメ。トイレにも行けない。話し声がすると先生が来てうるさい。さっさと寝ろって、、、寝れるか!バカ!

そんな事を先輩から聞いて行く気がなくなったけど、でもバスの中強化合宿本番になるまでは携帯はいじれるって聞いて琉那に相談もしたいし、バスの中でもメールしてたい、少しだけでも一緒にいたいって思って行こうと思った。

バスに乗ると琉那がもぅすでに来て席を取っててくれた。もぅ今では双子ちゃんみたいだった。いなきゃいけない存在。そんな感じ。

「琉那^^おはよ^^」「亜夜ーーーーーー!おはよーー^^」

朝っぱらから元気なのなwその元気亜夜にも分けて欲しいくらい。。。

「ねね!あれからどうなったの?!」

はい、来たw来ると思ったよw

「お互い名前で呼ぶとこまでしか行ってないよ。今もメールしてるけど。」

「おお!恋人みたいじゃん!すごい!」

なにがすごいんだかわからない。。。そんな話をしてるとその場所についた。

一日目は1組が飯運んだりしたのに2日目からは自分らでやれて言われた。。。

それについて1組の人らは文句言いまくり。さっさと終わらせたかった亜夜と琉那はいっそいでやったのにその努力が報われなかった事に対していじやけていたw

それから系列について聞くとき斜め前だったけど、普通に話すことしかできなかった。でも携帯先生が集めてる時に拳斗は持ってて、

「あ!!」

って言ったあとのしーって言う行動には胸キュンして琉那に言いまくったりしてたw飯盒炊飯の時も一緒に洗い物したりしてたけど、歌の話しかできなかった。

こんなんで次に発展するのかな。。。そんな事を考えながら宿泊学習が終わり、家に帰っていた。

その間もメールを続けながら。。。