次の日学校に行くと黒板に
(生徒手帳用の証明写真撮るから服装をしっかりしておくように。)
えええええ。生徒手帳の写真撮るのかよ。。。いやだー。めんどくさいー(゜´Д`゜)
そんな事を思っていると、担任にクラス全員呼ばれた。
亜夜は1組だから一番最初に撮る。だからさっさと呼ばれたのだ。出席番号順に並んで移動した。
階段を降りて、中に入るために順番待ちしてるとまた後ろの子に靴を踏まれた。
「ごめんね?」「あー、大丈夫」
いきなりこんな事言ってくるとは思わなかった。だから少しびっくりしたけどねwwwそのあと続けて言われたのが
「良かったら友達にならない?」
・・・・・・・ん?友達??まじかw亜夜と友達なりたいって人珍しいw
「いいよ。名前何?」
それを言うとすっごい嬉しかったのか、満面の笑みになった。え。。。そんなに嬉しいの?ダチになることが?意味わからんわw
「うちね?琉那って言うの^^よろしくね^^」
ふーん。。。るなね。いい名前じゃん^^可愛くて亜夜とは正反対。
「うち亜夜。よろしく、」「昨日も靴踏んじゃってごめんね?」
ぃゃぃゃぃゃ。別に構わないし、今更けwそんな事忘れてたわ。
「あー大丈夫。気にすんな?」
そう言うとホッとしたように安心した顔になった。んまぁ亜夜には関係ない。
そうこうしているうちに、写真を撮ってそのあとも教室に戻って、あーだこーだやっていた。
昼になった。廊下の方がざわざわし始めた。来たか。。。そう思ったらまんまとビンゴwみんな弁当持って、亜夜の方に近づいてきた。
「一緒に飯食いません?」
いや、ここまで来て断らないでしょw
「いいよ。その代わりこの子も一緒だから。手ぇ出すなよ。ダチなんだから。」
みんな納得したようだった。その日の昼は3つの机にみんなでひっつきあって食った。それは琉那も楽しかったようだ。琉那だけじゃない。みんなも楽しかったようだ。
うん。楽しめたなら別にいいかな^^
みんなで食い終わって亜夜は言いたい事を軍団に言った。
「お前ら自分のクラスにダチ出来た時はそいつらと食えよ?ダチなくしちゃだめだかんな。今までの絡みも大事だけど、これからの絡みも大事だ。了解?」
そう言うとはああいと気の抜けた返事。。。んまぁ良いかな^^
そうしてこの日の昼は時間ギリギリまでみんなでギャーギャーワーワー騒いで盛り上がった。
みんなが帰ると琉那に呼ばれた。
「あの人らなに?」「亜夜が入ってる軍団の奴ら。」
「えーすごいね^^結構楽しい人たちだったし^^」「亜夜がしつけてるもんw」
なんてこんな会話でも大爆笑できるようになった。
最初なんか下ネタ満載でそれでお互い心許せてなんでも言い合える関係になったんだ。
その日の帰り亜夜は琉那に相談をしていた。
「ねー!琉那ー!亜夜さ好きな人ってかアド交換したい人いるんだよね。」
「え?!だれだれ?!あ!もしかしてうちー?」
いあwお前とは交換しただろーてw交換したい奴は男だからw
「琉那の席の左隣りの奴。。。」
今その本人が目の前にいるから、小声で言った。
琉那は目をまん丸くしてびっくりしてたっぽいwその顔が可愛かったw
「えー?じゃあ今いるから言ってあげるよ^^ねーねー」
おい!まじかよ。。。そう思ったときにはもぅ遅かった。相手も承諾してアドを交換していた。
この人とまさかあんな関係になるなんて思ってもみなかった。