受験から数日経ったある日、母親にいきなり呼ばれた。

「亜夜ーーー!!!お前受験番号何番だ?!」

は?なんでいきなりそんな事言うんだよ。えっと、、、亜夜の受験番号は、、、

「66だよ!それがなんか意味あんのけ!」

「お前合格してるよ!!!」

。。。え?今なんて?

「なにいいいい?!」

「だから!合格してるっつの!!!」

まじかい。。。やったね^^将太のとこに行って報告してこよっかな^^

そだ。行くついでに赤ちゃんのとこにも行ってこよ^^謝らないと。。。

さっさと着替えて外に出た。外に出て一発目に目に入ったもの。。。

「だいち。。。」

今日は何もないはず。。。なのになんで花束とか持ってるの?

「亜夜さんのお腹にいた子の命日が分からないので、合格発表の今日、行こうと思ってたんです。亜夜さんもですか?」

「そそ。謝りと将太に報告に。行こうかなって。」

それだけ言うと並んで歩いた。これはだいちと会うと必ずする事。ってかだいち自体これをしないと気が済まないらしい。

なんでだかは知らない。聞いても話逸らされるし、聞いても無駄って思ったから聞くのはやめた。だるいし、そこまで亜夜もしつこくないしw

そして亜夜とだいちはお墓についた。まず最初には将太のお墓に行った。

(将太、、、一緒には行けないけど、行きたかった高校無事合格したよ。ありがとうね。亜夜これから頑張るね^^)

そして次、赤ちゃんのお墓。

(赤ちゃん。。。産んであげられなくてごめんなさい。守れなくてごめんなさい。次会うときは元気に産まれて来てね。)

そうお祈りをした。赤ちゃんと将太は今どんな顔して亜夜達の事見てる?亜夜ね?これからも二人の分頑張って生きるよ。

そう空に誓った。

だいちもお祈り終わったらしく、立ち上がった。

「うし。じゃぁ帰ろか。」

「そうですね。」

そう言って、帰っていった。聞いた話だいちも受験合格してたらしい。一緒に通えるのかwなんだか楽しくなりそうだなw

そう思いながら家に向かって歩いて行った。

来週は入学式。。。制服とか作りに行ったし、、、大丈夫かw

そう思ってると家に着いた。