。。。。。。。。。。受験当日。。。。。。。。。。

この日亜夜は5時に起きた。なぜだか知らないけど、そんな時間に目が覚めてしまったのだ。

時計を見たときはびっくりした。まだこんな時間なの?!的な。。。

準備をして、受験票を持って筆記用具も、、、しゃあなし持ってくか。全部鞄に詰めて家を出ようとした時の時間は6時30分。

ここから駅まで5分。6時35分には駅に着いちまう。。。そんな早い時間に行ってもみんないねぇだろうし、少しゆっくりしてから行くか。

そう思って、携帯をいじりだした。

亜夜が受ける高校は7人いた。3人以上だと引率の先生が付く。んまぁ先生は自走だけどねww

亜夜が受けるその高校。。。将太と一緒に行きたかった高校。。。

将太。。。一緒に行けなくてごめんね。だけど、亜夜だけでも頑張るから、だから受かるように応援しててね。少しだけでも力貸してね。

そんな事を考えながら時計を見ると、6時50分。そろそろ行くか。

「。。。行ってきます。」

そう言うと母親は、とりあいず頑張ってきなさい。ってぉぃぉぃwとりあいずですかwまじか。んまぁいいか。めんどいしw

とりあいず家を出た。駅に向かって歩いてるとだいちに会った。あれ。だいち高校受験するって言ってたっけ。。。

「だいち!おはよ!お前どっか受けるの?」

「おはようございます。はい。一応、将太さんが行けなかった高校に。」

まじか、、、だいちも亜夜と一緒なんだな。

「そか!同じだな!お互い頑張ろうや^^」

まさかこいつも同じとは思ってなかったな。でも亜夜が受けるとこバカでも受かるし、まぁいいかw

それだけ言うと亜夜とだいちは駅に向かって歩いてた。いつの間にかいつもの様に。中学が違うから集合場所も違う。

「んじゃまたね^^また受験高校で。」

「また、会いましょう。」

駅の入口で別れ、亜夜は改札方面に、だいちは海岸口方面に向かった。

その場所に着くと先生も他のみんなもいた。

「おせーよw早く行こうぜw」

そう言われちょっとムカ!って来たけど、でも今イライラしても意味ないしとりあいず切符を買って、駅構内に向かった。

電車に乗り、目的地についてからは、バスに乗って山奥にある受験高校に向かった。

体育館に入り自分の受験番号が書かれてある列に並び、そのまま受験会場となる教室に案内された。

そこで受験開始するのか、、、そう思うと喧嘩する前みたいですごく楽しかった。

そう言えばここに来る前、引率の先生になんか言われたな。。。あー、、、

「俺が引率する高校受験で、今まで落ちた人なんかいないんだから、ここで止めるのやめてよ?」

って言われたんだ。そんなん知るかって感じw

とりあいず、受験開始された。結構緊張したけど、結構がんばれたと思う。

あとは、数日後に発表される合格発表だけ。それに乗ってなかったら約束破っちゃうね。。。

そんな事を思いながら、受験当日の長い一日は終わった。