家に着いて玄関を入っていくと、、、?靴がいっぱい。。。なんだこれ。

そう思って部屋にいくと、ぎゃーぎゃーわーわーうるさい。はぁ。。。あいつらかよ。。。そう思って部屋の扉を開けた。

すると、うるさいのがぴたりと止んだ。予想通りグループのメンツだった。

「お前らここで何してんだよ?家の鍵閉まってんのに。」

「いや。ちょうど俺らが来た時にお母様がいらっしゃいまして。。。チャイムを鳴らしたら家に入れてもらえまして。。。亜夜さんの部屋に来たと言う感じです。」

ふーん。。。なるほど。。。でも嘘って事もありうるな。。。んじゃ確認のために母親に電話してみっかな^^

「んじゃ母親に聞いても問題ないよね?」

そう言った直後に、電話をかけた。かけた内容を説明すると、

「あー!あの子達?!入れたわよ?何かいけなかった?」

まじかよ。こいつら言ってっ事正しかったし。。。はぁ、、、今回は亜夜が謝らなきゃいけねーのかよ。

「疑ってすいませんでした。」

亜夜が土下座をすると、みんなあたふたしていた。そう言えばこいつ等も今年受験なんだよな。。。

おし!!!一緒に勉強しっちまぁか!!

「おーし!!お前らー!勉強すんぞ!!」

「えー。。。なんでですか。。。」

「お前ら今年受験だろ?その為にも少し勉強しとかないとな^^」

「。。。。。。。。。はぁい。」

返事は小さかったけど、んまぁいい^^やる気があるならそれだけでいいけど^^

そして、亜夜も勉強が出来ないのに、余計に勉強ができない人達に教えていた。

亜夜が人に教える?!なんかきんもちわりぃ。。。

そう思いつつもその日は勉強で終わったような気がする。

あの日勉強して以来は毎日のようにあの馬鹿どもは亜夜に勉強を教わりに来るようになった。

亜夜も勉強を教えるのが楽しくなってきたし、こいつ等も勉強が楽しくなってきたようだ^^

それはそれは^^勉強が楽しいという事はなによりですな^^

そんな、偉ぶった考えを持ちつつ、受験前夜までその勉強会は、毎日行われた。

と言うか、毎日来るから、毎日やってやってるだけなんだけどね。

亜夜は眠い時にも押しかけられるから最近は寝不足でしょうがない。

そして受験2日前。

「お前ら明日は絶対来んなよな。お前らのせいで寝不足なんだ。分かったね?」

「はぁい!!」

なんだ?こいつ等。。。勉強する前とした後じゃ態度が全くちげぇ。

んまぁいいや。そう言って2日前はそれで別れた。