保健室に行くと、先生がたくさんたむろってた。
「何してんの?こんなとこでw」
「亜夜ちゃん。あれ?授業は?」
「眠いから寝に来た。ベッド空いてるしいいでしょ?」
「はいよ^^おやすみ^^」
そう言ってベッドに向かおうとした時、気になる話が出てきた。
「玲那ちゃん。大丈夫なのかな?」
玲那?!あいつ転校したんじゃねーのかよ?!なんでここに玲那の名前が出てくるんだよ?
とりあいず、そのままベッドに行ってカーテンを閉めて、寝ているフリをした。
「玲那ちゃん。今どこにいるんでしょう。。。」
「去年からいきなり学校に来なくなっちゃいましたね。ぱたりと。。。」
「今どこかに監禁されてるとか言う噂があるんですけど、どこにいるか見当がつかない、、、」
監禁?!去年から学校に来てない?!大毅が言ってたのは嘘だったのか・・・?亜夜は寝てる所じゃなくなって、起きて先生達の話に混じった。
「玲那、監禁ってどういう事だよ?」
「亜夜ちゃん、、、聞いてないの?玲那ちゃんから。。。仲いいから連絡取ってるのかと思ってたけど。。。」
「去年からぱったり来なくなっちったんだよ。なんでだかは、さっぱり分かんねぇけど。でもさっき大毅から聞いた話、転校したって言ってたぞ?」
「転校するのは、ちゃんとそう言う届けがあるし、それを持ってこないとできないよ、最悪、親が来て話さないといけないからね。」
亜夜はそれを聞いた途端立ち上がり、大毅のいる所、授業してる教室に向かった。
付いた瞬間、亜夜は大毅の方に行き、胸ぐらを思いっきり掴んで、
「てめぇ、さっき言ってたのは嘘だったんか?亜夜に嘘ついたら、どうなっか分かってんだろーな?」
こいつは何が?そんな顔で亜夜の事を見てくる。あーー!!いじやけてきた。
「玲那の事だよ。おめぇ嘘か?さっき言ってた転校ってのは。」
そのワードを言うと、クラスのみんなざわめきだした。
「玲那ちゃんって、転校じゃないよね?どっかに監禁されてるって聞いたけど。。。」
でた、監禁。周りの奴らにでかい声で言った。
「玲那の事知ってる奴、いたら教えて!玲那は亜夜の大事なダチなんだ!」
そう言うと、大毅は一目散にどっかに走っていった。
「大毅くん、走ってったから言えるけど、玲那ちゃん、大毅くんと一緒に帰った日に行方不明なんでしょ?」
大毅と一緒に帰った日から、行方不明・・・?!
ほとんどあいつじゃん。問題は。そう思ってると、窓側の奴が
「あ!大毅の奴、どっかに走ってったぞ!」
それを聞いた途端、亜夜はダッシュで大毅を追いかけた。