咲良が言ってた通りだった。。。

検査薬の判定窓には“陽性”とそうはっきり記してあった。。。

まぁじかよ。。。これどうすればいいんだ?

やっぱり、親に言った方が良いのかな。。。でもでも、これの張本人に言いに行ったほうが良いのかな。。。

とりあいず考える前に行動だ!まず向かった場所は、博之の家。

家の前に行ってチャイムを鳴らした。

〝・・・はい?〟

あいつの声だ。

〝話ある。表出てきて。〟

そう言うと表に出てきた。なに?そんな顔をして。。。

意を決してあの事を伝えた。

「あんさ。。。亜夜あんたの子供妊娠してんだよね。。。」

「え・・・・・・・・・・・まじで言ってんの?」

マジじゃなかったらこんな事言わねぇっつうの。

なんで嘘つかないといけないんだよwそう思い、検査薬を目の前に突き付けた。

これでリアルだってわかったでしょw

・・・・・・・・・・・・・・なにその顔。なに?これ見せても納得できないの?!どんだけなんだよwいい加減認めろよw

って認めたくもないことか。。。でも自分でした事なんだぞw

自分でした事くらい自分で認めて、ちゃんとしようぜw

「これで、理解出来た?自分でやった事。ちゃんとどうするか決めてくんないかな。」

「え・・・えと・・・あの・・・その・・・」

男のくせにうじうじうっせーな。男がうじうじすんのキモイけど。

「今日中、今亜夜がいるうちに決めて欲しいんだけど。じゃないと、こっちも処理に困る。」

これでやっとこ理解した?真面目にリアルなんだよ。さっさと決めろ。ボケが。

「えと、うん。あのさ。。。俺そんな事いきなり言われてもテンパるからさ。。。だから明日学校で話すよ。」

学校?ふざけんな。みんなにバレんだろ。でもめんどくさかった。だるいし気持ち悪いし、まじ死にそう。

これ以上ここに居るのも体力的にあかん気がしてきた。。。

「分かった。んじゃ帰るね。バイバイ」

そうそそくさと言うと、家にさっさと帰っていった。