「えっとね。。。ぃぃょ。付き合っても。。。」
ちゃんと言った。であとから付け足した。ちゃんと。
「えっとね。。。付き合ってもいいんだけど、多分やっぱり将太と比べちゃうところもあるかもしれないけど、そこは勘弁してね。」
ちゃんと言ったよ。ちゃんと、、、亜夜の返事はちゃんと言ったよ。これで相手がどう返事するか。
「まじで?!やったあああああああ!!ありがとう!!!」
え。。。いいの?比べるかもしれないって言ったのに。。。それでもいいの?
それでも良いって言える理由が知りたいよ。。。
でも、とりあいず亜夜は今日から博之と付き合うことになった。
「んじゃね。バイバイ。」
そう言って帰ろうとした時、後ろから呼び止められた。
「ねぇ!アド交換しようよ!!」
あぁ、、、アド、、、そう言えば将太のはちゃんと消したんだっけか。。。
携帯を開いて見てみると将太のアドから発着信、メールの受送信履歴が綺麗に残っていた。
これも、消さなきゃいけない時が来るのかな。。。
でも今は消せない。まだ思い出がありすぎる。亜夜にとって将太は今までで最高に大好きになれた人だから。。。
「はい。これ亜夜のアド。入れといて。んでメール送って。携番も入れて。よろしく。」
そんな事を言ってる間にもぅ入れ終わったのか、携帯が返って来た。
早いな。。。んまぁ早いほうが亜夜的に楽なんだけどね。
んじゃメール送ってね。そう言う意味で携帯を横に振った。
博之はそれをなんて思ったかは知らないが、手を振って家に帰っていった。
はぁ。。。眠い。疲れた。遊び行く気力もない。。。
そう思ってると携帯が鳴った。誰だ?博之か?
そう思って携帯を見ると。。。受信一件宛先不明
知らないアド。。。内容は?
『博之だよお♡俺の携番080・・・・・・・・だよ!いつでも電話してね♡それに今日はありがとうね(*´∀`*)亜夜って呼べばいいかな?俺のことはひろでいいから(≧∇≦)』
結構な長文。。。んまぁ長文は嫌いじゃない。
これ。。。返事。。。どうしよう。。。
とりあいず言われたことに、返事していこ。
『亜夜だよー。亜夜の携番は入ってるでしょ?はいよ。暇だったら電話するわ。ぃぇぃぇ。時間決めたのそっちだし。いいよ。了解したー。』
この内容で送った。