将太の親は

「あのバカ。でもいい死に方じゃないか?好きな人を守れたんだろ。」

「将太の彼女さんでしょ?」

「「ありがとう。最後まで傍に居てやって。」」

そう言われた。亜夜は逆に怒られると思っていた。

でも、ちゃんと言いに来てくれたからいいと、そう言ってくれた。

将太の着替えを持って病院へと向かった。

正直つらい。。。将太の親とかあいつらがあんなに優しいとは思ってなかったから。

将太。。。いろんな人に思われてるんだね。だから将太はあんなに優しかったんだね。

いつも守ってくれて、、、亜夜なんのお返しもできてない。。。

もぅ付き合って一ヶ月経つのになにも上げれてない・・・正直やだ。

なにもできてない。。。なのにもぅ死んじゃうの?長くはないって言ってたけど

長く生きてよ。一回でいいからまた亜夜って呼んで。。。

今までそんなに泣いたことなかったけど今日は思いっきり泣いた。

こんなに将太の事大好きだったんだ。。。

病室に戻る・・・??!

なんだ?!人数が増えてる。。。あいつら早速来たのか!早いぞ!

みんなそれぞれでエール?を送っていた。

まだ諦めちゃだめ。とか、まだまだ恩返しできてないのに!とか、

いっぱい思われてるんだね。将太。こんな人たちのために生きなきゃダメだよ。

ちゃんといっぱい恩返しとかさせてあげなよ。将太ばっかして先に行くのはずるいよ。。。

亜夜も恩返しとかできてないよ・・・。お願いだから目覚ましてよ。。。

そう思ったとき、

「ぅ・・・るせぇ。」

。。。??!もしかして起きた?!

ベッドを囲んでいた綺羅姫羅軍団はなにが起きたのかわかってないらしい。

「・・・亜夜?なに、泣いてんの?」

嘘でしょ?まじで?この出来事にグループの奴らもわかったらしい。

「「「「「やったああああああああああああああああああ!!!」」」」」

ってどでかい声で歓声をあげていた。

亜夜と玲那は笑うことしか出来なかった。だってグループのメンバーに対して将太がグチグチ文句言ってんだもん。








でもこの幸せはそうながく続くことはなかった。。。