「どっかの倉庫にはいるらしいんだけどそのどっかがいまいちわかんない。」
とだけ言うと将太は少し考えてるのかなんなのかは分からないが
「うん。分かった。」
とだけ言うとどこかに電話をし始めた。何件も電話して
終わったのかと思ったらどこかに走って行っちゃった。。。
あの人は一体何を考えてるの?
全然わかんないよ。分かりたくても分かんない。
色々知りたいのに。お互いに色々共有したいのに。
すっごい大好きになれた人。こんな気持ち初めてだよ。。。
とりあいず亜夜も手当たり次第倉庫という倉庫を
くまなく捜索してみた。だけどどこにもいない。。。
どこ行ったんだよ・・・!心配かけることしかしねーで。。。
最後の心当たりは駅の裏の倉庫だった。
そこにいなかったら、もぅ心当たりはない。それ以外の場所は知らない。。。
お願い・・・!そこにいて・・・!!!
そう思って倉庫の扉を開けた。
ギイイイ・・・
本当不快な音・・・だから倉庫って嫌い・・・
そう思うと奥の方から玲那の声がした。
「・・・玲那?いんの?!」
「・・・・・・・・・め」
あ?何言ってんだ?弱りすぎだろ。何言ってるか分からなくて
近寄ってみた。
「なんつったのか分かんない。」
「来ちゃダメ!」
はぁ?早く来てっつったのそっちだろうよ。
「そんなの知ったこっちゃねー。」
玲那の言葉を無視して声のする方へ向かっていった。
いきなり
ダダダダダッ
って言う音と同時に周りに人が集まってきた。
はぁぁ。。。まぁた厄介事かよ。
だりぃな。。。