「わわ!!」

いきなり頭ぐしゃぐしゃされた。せっかく整えた頭が台無しだ・・・

ニコ!!

?なにいきなり笑ってんの?なに考えてんの?なにが面白いの?

「笑うとねー心が晴れるんだよ^^多分咲坂は人ボコす時にニコってするだろ」

・・・確かに。人が血だらけになるの見てるの楽しいしww

「それは悪い笑いだな。俺はボコす時に何かニコともしねぇよ。だっていてぇもん。だから楽しい時に大爆笑して心晴らすの♡そうすると安らぐよー?心が。」

ぃゃ。いてぇならやめろよ。バカじゃねーの。爆笑して心が晴れるわけねーじゃん。亜夜に必要なのはもっと別のもの。

本当に心のそこから好きになってくれる人を探さないと。じゃないともぅ2度と笑えないような気がする。

優也にはひどいことをされて、別れた。

この時心の奥底から思ったこと。{男は信用する生き物じゃない。}

とことん信用して裏切られたら、すごい傷つくから。

だから亜夜は女しか信用しないんだ。

女は結構なことがない限り裏切ることはない。

男は他にいい女がいるとすぐそっちにころっと変わってしまう。

そういうのがどうかと思うんだ。だから信用しない。

亜夜にはダチだけで十分。今になってそう思う。男なんか必要ない。

そう思っていたのに・・・なんで君はそうなの?

なんでいつも目の前に現れるの?どうして君は・・・

「おーおーおー?優也さんよー?なぁんでここに居るのかなー?」

優也は結城を無視して亜夜を引っ張っていった。結城はびっくりしたのかなんなのか知らないが、ぼーっと突っ立ってるのか

と思ったら、いきなりどこかに電話をし始めた。

そして電話が終わったと思ったらどこかに走っていった。

なに思ったんだ?頭やっぱりおかしいのか?

「つか優也、いきなり何の用?なんで亜夜引っ張るの?今から学校行こうと思って結城と一緒にいたんだけど。」

。。。優也なんも言わないし。なんなんだよ。こいつもあいつも。

亜夜の周りにいるの、本当に頭おかしいって。

何がしたいんだよ。つかこいつは一体何の用で亜夜の目の前に現れたわけ?

「なぁ。亜夜。あいつなんかと一緒にいて何がいいの?」

はぁ?あんたと一緒にいるよりは、結城と一緒にたほうがましなんだけど。

つか、、、亜夜一体どうしたんだ?ましって。。。