「「「おっすうううう!!!」」」
なんでここにいるんだ?なんで家知ってんだ?
咲良・・・あいつなんでもかんでも教えやがって・・・
「ここの場所教えたの咲良かと思ってるかも知んないけどリアルで違うから。」
あ?んじゃ誰から聞いたんだよ?それとも誰か知ってたのか?
んまぁどうでもぃぃゃ。考えるの疲れた。
「んで?なに?」「お前学校サボり?」「今から行くの。」「んじゃ一緒に行こうぜ!」
なんなんだ。こいつ。一人で行けばいいべ。とりまぃぃゃ。ここで一緒に行かないのもあれだし。
「ぃぃょ。行くならさっさと行くべよ。亜夜腹減った。」
時間的に給食。さっさと行って給食食って保健室で寝てよ。それがいいや。うん。そうしよ。
そう考えてるといきなり顔を覗かれた。
「?!なに?!」
沈黙が続いたあと何を言い出すのかと思ったらいきなり変なことを言い出した。
「お前ってなんでそんなにしかめっ面ってか一切笑わないの?」
・・・。そんなの結城に関係あんのかよ。別にいいじゃねーか。
「関係なくね?別に笑おうが笑わまいがあんたに関係ない。」
なんでそんな事を指摘するのか分からない。んまぁ結城は色々知らないし、別に聞かれるのもしょうがないか。
玲那とか佑は知ってるからなにも言ってこないし。てかもぅ笑わないのに慣れたらしいしそこまで気にしてない。
でも改めてそんな事言われると、結構そんな長い期間笑ってなかったのかなと、、、思っちゃうよね。そんな長い期間笑ってなかったのか。
そう言えば、優也と別れてから笑ってないような気がする。
次に笑えるのはいつになるのかな・・・
てか笑うっていう感情なんかどんな感情なのか分からない。てか分からなくなった。
「ねぇ。笑うってなに?笑うといいことあるの?」
本当に今思ってること、、、聞いただけ。でもあんな答えが返ってくるなんて思っても見なかったよ。
だって結城があんなこと言う奴だと思わなかったから。