「んじゃさ殺るのは別に構わねーけどすこしそいつと話しさせて?それくらいいいでしょ。」

「わかったよ。その間ROCKやってるわ。」

交渉成立。いそいで優也の所に駆け寄った。

パチン!

「って・・・」

亜夜はビンタしてた。なんでだかは分からない。だけどビンタしてた。

「なにしてんだよ!メール返さなかったのは悪かった。でもお前がこいつらに喧嘩売ったのは余計に悪いことだよ!喧嘩売るにも少しは冷静になれよ!」

亜夜は言いたいことをズバズバ言ってた。だって本当に困ったから。

ぎゅっ

「・・・?!」

状況が理解できない・・・亜夜今優也にぎゅうされてる??

「ちょっと!いきなりなにすんだよ!」

「ごめん。俺も悪いよな。あいつらには謝るよ。んで亜夜お前のこと諦めねぇかんな。」

はいよ・・・わかったよ。ありがとう。心の中でしか言えなかった。だって優也見せないけど泣いてるから。

抱きしめ返すしか出来なかった。震えてるし。バカ・・・強がんじゃねーよ。アホじゃねーの?

一通り話し終わって結城の所に向かった。

「結城!今日の所は勘弁してもらえない?亜夜が責任取る。」

少し沈黙してたが大体分かってくれたようだった。

「はいよ。その代わり・・・」

??その代わり?その代わりなんだよ。最高に気になるじゃねーか。

止めるなよ。本当に。なんなんだよ。

「その代わりこのグループ入れ。お前見込みあるし。結構喧嘩っぷしいいし。」

あーそんなことか。別に構わねーんだけど。って感じなんだけど。

「そんなこと?別にかまわねーよ。そんなことで優也救えんならお安い御用。」

「「「おっしゃああああ!!!」」」

??!なんなんだ?この群れは。訳が分からんのだけど。。。

なんなんだよ。これ。こいつら。

リーダーがあんな奴だしまぁしょうがねーか・・・



この事件で結城とあんなことになるなんて思っても見なかったよ。

優也の事も・・・ね。