って心配するまでもなかった。ROCK面みたいだった。

「お前いつもより早くね?なに?どんな風の吹き回し?」

「てかこの女の子お前の彼女?超イケてんじゃん!」

とかなんとか言ってるのが聞こえた。何言ってんの?こいつら。

「亜夜はただ結城に呼ばれただけ。面白いのあるって。それできただけだから。」

なんて言ってちょっと語ったりしてた。

したらその10分後くらいにスピーカーだのなんだのかんだの持ってくる連中が見えた。

あー。あいつらで最終なのね。んじゃROCK始まんのかな?

見てんのもやるのも楽しいんだよね^^

って思ってたら後ろからギャーギャー言ってるのが来た。

なに?うっせーんだけど。と思った瞬間。結城が

「おめぇさっさと来いよ!!言った時間にこねぇっちゃいい度胸してんじゃん?」

「あ?!んだおめぇ。あんまし調子こいてんじゃねーぞ。」

あ?どっかで聞いたことある声だな。なんて思ってその声がした方に目を向けると・・・

優也・・・。あいつなにしてんの?こいつらに喧嘩売ってダメでしょ。

とか思いつつ優也を見てると声をかけられた。

「あれ?!亜夜じゃん!!ここで何してんの?ってか!メール返せよ!」

あー・・・そう言えばメール放置だった。だってしょうがないじゃん。

困ったんだもん。明日玲那に相談してから返事しようと思ったんだもん。

すると結城がいきなりこんなこと言ってきた。

「咲坂。こいつお前の元彼でしょ?こいつね?気に食わないから今日消すの♡」

・・・え?いきなり何言ってんの?なんで?理由がわからない・・・

「いきなりなんでだし。優也が元カレで何が悪いの?気に食わないって余計にわけわかんない。」

正直これしか本当に出てこなかった。だって本当にそうなる。

なんで元カレが目の前でボコされなきゃいけないの?わけわかんない。

でもそう思うってことはまだ未練があるんだろうな。。。

「俺がムカつくから。ただそんだけ。」

こいつやっぱりおかしい。亜夜でもここまでなりはしない。

「将太があぁなったら誰も止められないよ。」

知ったこっちゃねー。亜夜は止めるよ。

こんなのどうかと思う。頭ヤバイって。