「…あ、えっと、あのー…」




しかも何だか、自分の頬がみるみる熱くなっていくのが分かって。





なんで。
なんでこんな暑いの。
え、今夏ですか?真夏ですか?いえいえ10月ですよ。





「なっ…




何でもない!!!」






まともに河田の顔も見れず、あたしは逃走した。