りゅうたちにさそわれて昼ごはんを一緒に食べに屋上へ向かった。






「あのさ、聞きたいことがあるんだけど」





聞きたいんじゃない。聞かなければならない。




「なに?」



「俺の席、なんであいてたんだ?」




その問いかけにりゅうたちはとまどいの顔をみせた。




しばらく沈黙が続いた。




「・・・実は」





沈黙を破ったのはともやだ。




「あの席に座っていた''桜井かな''は・・・1ヶ月前に死んだんだ。・・・自殺した」





- ドクン、ドクン -