中学のとき、俺は学校の屋上から飛び降りた。 なんのためらいもなかった。 だって、俺が死んだところで悲しむやつなんていないんだから。 逆に止めてほしいと願うやつも俺にはいない。 だから俺はなんのためらいもなく、飛び降りた。 別にいじめられていたわけではない。 なにか嫌なことがあったわけでもない。 ただ、この世界に俺はいらないと感じた。 それだけ。