誰かにぶつかった。



『いててぇ…、ごめんなさい!』


「あぁ、ごめん」



男の人に
ぶつかったんだぁ…



『そ、それじゃ』




急いで立ち上がり
階段を駆け上がった。





絶対、中学の時みたいに
なりたくない…



そんな思いを抱きながら
教室を目指した。