身をかがめて 人と人の間を通っていく。 『…よぉ…い、しょっとぉ!』 なんとか、クラス表に たどり着いたぁぁ。 『えぇーっと、あたしの名前は…』 あたしは指で 自分の名前を探した。 『あっ、あった』 クラスは 1年B組だった。 1年のクラスは 4階にある。 『4階かぁー…』 そんな独り言を言っていたら… ドンっ!! 「『うわっ!』」