そっか、というように微笑む。 もちろん、その笑顔を見てしまった千尋は内心歓声を上げているだろう。 我に返った千尋と三人で学校に向かう。 行ってるときは、千尋がいっぱいお兄ちゃんに質問していた。 そして、中学に着く。 ありがとう、と言って校舎に入ろうとしたとき、お兄ちゃんが言った。 「千尋ちゃん、だっけ?」